神戸の食材を地産地消することによって、SDGsに繋がるということを親子一緒に体感してもらい、さらに神戸食材の魅力を知って発信しようという企画。
今回は、親子で恵方巻を作るコラボイベントを実施しました。
共催:PORTO(ポルト)
おやこの世界をひろげるサードプレイス
神戸の食材で恵方巻をつくって、たべよう!
お米、ほうれん草やフリルレタスなどの野菜は西区産。そして恵方巻には欠かせない海苔は須磨海苔、長田漁港で水揚げされた天然鯛、焼きアナゴが揃いました。
海と山が近い神戸の街は都市近郊型で、地元の新鮮な食材を食べられる豊かな環境です。地元の食材を意識して食べることが、SDGsにつながることを、神戸食材のイベントを通して体感してもらいます。
PORTO代表の佳山さんから、今回のイベントで伝えたい「地産地消」と「フードマイレージ」についてお話。SDGsやfarms and seaとPORTOの取り組みについて、ぱくまると一緒に学びます。
「地産地消」「フードマイレージ」っていう言葉聞いたことありますか?と尋ねると、子ども達からは「学校で習った!」「言葉だけ知っている!」など、たくさんの声が挙がりました。
「私たちの暮らし、地産地消、そしてSDGsは繋がりがあります。そして『フードマイレージ』とは、食材ができてから届くまでの『距離』と『重さ』をかけあわせて計算したもの。
この値が大きくなるほど、食べ物を運ぶにどれくらいのエネルギーを使っていて、環境にどれくらいの影響があるのかを表しています。
神戸の食材を食べるということは、近いところでとれたから新鮮で美味しいというところはもちろん、神戸食材の生産者さんがこれからも農家・漁師などの仕事を続けていけることにも繋がります。それがみなさんが大人になった時、今のような豊かな暮らしが続けられることになります。
SDGsは決して難しいことや遠い国の話ではなく、身近なことと繋がっているので、神戸の食事を楽しく食べながら頭のどこかで覚えていただければ嬉しいです。」
※フードマイレージ(Food Milage)とは、食べ物を表す「フード(Food)」と、輸送距離を意味する「マイレージ(Milage)」をかけあわせた言葉。輸送距離を運ばれる食べ物の量とかけあわせて数値化したもの。
PORTOでは普段から地産地消を意識しています。週一度、西区の野菜を販売しています。
都会のイメージが強い神戸で、こんなにも新鮮な食材がたくさんあるということを多くの方に知ってもらえるように、発信しています。
さて、いよいよ恵方巻づくり!
ぱくまるエプロンをつけて、海苔の上にご飯をのせて好きな食材を選んでいきます。
こんなにも沢山の食材が神戸で作られていることに、皆さん驚いていました。
親御さんに手伝ってもらいながら、自分好みの恵方巻の準備が進んで得意げな表情です。
神戸産の食材を楽しく選び、おいしい恵方巻をみんなで作ります。
子供たちだけでなく、お父さんやお母さんも一緒に神戸の食材に触れてもらいました。
鮮度がとても良いですね!海苔の風味が良い!などの声が挙がっていました。
初めて恵方巻を作る子供たちには、スタッフが巻きすでの巻き方を一人ひとり一緒に教えながら、「ヨイショ!」と力強く巻き、みんなそれぞれ自分が作るたった一つの恵方巻きを完成させました。
手作りの恵方巻。みんな揃っていただきます!!
今年の恵方は東北東やや東。恵方に向かって、ぱくぱくもぐもぐ。
神戸産の食材を選び食べることがSDGsに繋がることを体感して学ぶイベントとなりました。
それぞれの形で取り組み意識していくSDGs。
神戸食材がより身近になり、子ども達の未来がもっと豊かになりますように。
PORTO(ポルト)
https://portokobe.com/
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神戸市中央区八幡通 4-1-11 松竹ビル 1F
078-891-3839