季節を問わず一年を通して様々な食材が手に入り食べられる時代ですが、四季を楽しみ季節に応じた旬の海の幸、山の幸を食べることは時代関係なく大切なこと。farms and seaは神戸だからこそ味わえる神戸食材の魅力を発信します!
今回の神戸食材は【スイートコーン】
まさに今が旬のスイートコーン。6月~7月に収穫のベストシーズンを迎えます。
Moto Vegetable Farm(西区岩岡町)安福 元章さんは、スイートコーンの収穫時期になると茎ごと販売場所に持って行き、収穫体験と共に、採れたてのスイートコーンの販売を行っています。
早い時には早朝3時から作業を開始することも。
子ども達に喜んでもらえることを楽しみに、スイートコーンを茎ごと収穫してトラックで運ぶ準備。
この日はなんと、約140本を運びました。
西区から1時間かけて移動し、FARMERS MARKETが開催される東遊園地に到着。
街の中にとうもろこし畑を再現!
収穫体験を通じて農作物を身近に感じてもらい、「農業」に関心を持ってもらうこと、そして農業が憧れの職業になって欲しいという願いが安福さんの原動力です。
子ども達は少し緊張しながらも初めての収穫体験を楽しみ、自分で採ったスイートコーンを誇らしげに抱えていました。
このような取り組みをされている安福さんが営むMoto Vegetable Farmでの収穫体験へ。普段は実際の畑での収穫体験を行っていませんが、このプロジェクトの趣旨にご賛同いただき畑での収穫体験が実現しました。
バスと電車を乗り継いで遠足気分で出発です。
現地では、安福さんからスイートコーンについてお話いただきました。
収穫体験後、灘区の子どもクッキングスクールでスイートコーンを使用して料理をつくりました。
スイートコーンと一緒に使用する食材の買い出しに近くの商店街へ。食材を選びながら考える力も自然に身に付きます。
スイートコーンの皮を剥きながら「どうして、ヒゲがあるの?」など、直感的な疑問を投げかけて食物の構造を学びます。
こっそり隠れてていたイモムシ。命についても学ぶことができました。
包丁を上手に使ってスイートコーンを切っていきます。子ども達の考えたメニューは、ハンバーグ、コーンご飯、ピザ、コーンスープ。すべてのメニューに収穫したスイートコーンを使用します。
食材や食器、盛り付けも子どもが選択します。この日々のレッスンを通じて生きる力が身に付いていきます。
彩り鮮やかなメニューができました。
スイートコーンの新鮮さ、美味しさを堪能できた日となりました。
これからまた夏の暑さを感じた時に、この日スイートコーンを畑で収穫したこと。採れたての新鮮なスイートコーンの味、みんなで学びながら料理をして食べたことを思い出してくれたら嬉しいです。
子供たちにとって神戸の食材がもっと身近で当たり前なものになる未来のために、farms and seaは情報を発信していきます。
Moto Vegetable Farm(西区岩岡町)
FARMERS MARKET
https://eatlocalkobe.org/farmers-market/