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こうべ旬菜
Episode 特集

こうべ旬菜

こうべ旬菜部会 / 佐野 正和

「こうべ旬菜」とは?
こうべ旬菜は神戸市内で栽培され、人と環境に配慮して育てられた野菜。18種類の品目があり、市内の小売店や量販店等で販売されている。化学肥料や化学合成農薬の使用を通常栽培よりも減らして栽培しており、「こうべ版GAP(良い農業の実践)」に生産者自らが取り組んでいるのが特徴。

夢がある農業を若い世代に見てもらい神戸で採れた新鮮な野菜をもっと地元の方々に知って食べてほしい

バトンを受け継いでいく

バトンを受け継いでいく

西区で育ち代々農家。20代から仕事のかたわら農作業の手伝いはしていましたが、父親の後を継いで本格的に野菜を作り始めて25年になります。70歳になり、今は私の後を継いだ息子と一緒に野菜を作っています。こうべ旬菜の1つ「チンゲン菜」は、父親が兵庫県内で一番初めに認証の取得に取り組んだ野菜です。当初は、珍しい野菜であまり認知されていなかったこともあり、父親も苦労をしていました。その姿を間近に見ていたので、父親が築いてきたものをこれからも続けていけるよう、後世にバトンを繋いでいきます。

「こうべ旬菜」というブランド

チンゲン菜:β - カロテンやビタ ミンC、ビタミンE に加えカルシウムや鉄などのミネラルも豊富。

「こうべ旬菜」というブランド

神戸の都心に住む方が、畑の見学に来られることがあります。ほとんどの方が、スーパーで並んでいる、土を落としてフィルム包装された野菜しか見たことがないと言われます。そして実際に畑の風景を目の前にし、野菜がどのように土の中で栽培されているかをご覧になると、みなさん本当に感動されています。

キャベツ:カロテンやビタミンCを多く含む。

私達のような農家がもっと消費者の方と直接的な交流で繋がる機会を持つことで、地元神戸で栽培されている野菜を食べたいと思ってもらえる人や、野菜を作りたいと思ってもらえる人が増えることを期待しています。地元の野菜を知り、食べてもらうことで、認知や流通が広がり、「こうべ旬菜」のブランドイメージが高まっていくと思います。

こうべ旬菜シンボルマーク

こうべ旬菜シンボルマーク

こうべ旬菜のシンボルマーク「菜菜ちゃん」は、地元の野菜として市民に親しまれ末長く愛されるように名付けられた。野菜に使われる包装用のビニール袋や結束するテープに、この菜菜ちゃんマークが印刷されている。

こうべ旬菜の18品目
キャベツ / ブロッコリー / チンゲン菜 / 小松菜 / 水菜 / きくな / ほうれん草 / トマト / きゅうり / にら / モロヘイヤ / 青ネギ / しろな / レタス / ミニトマト / なす / 大根 / スイートコーン

なによりも新鮮であるということ

ブロッコリー:ビタミンB、ビタミンC、β - カロテン、ビタミ ンK や鉄分が豊富。

なによりも新鮮であるということ

自然相手だからこそ、作り手にとってどの野菜も栽培の難しさは一緒。寒い日が続けば成長スピードはゆっくりになり、暖かい日が続けばぐっと成長します。毎度同じようにはいかない野菜作りですが、野菜を育てることの喜びや楽しさがあるから、これだけ長く続けられていると思います。神戸で採れた野菜は、地元で食べてもらうのがなによりも新鮮で美味しいです。この新鮮な野菜を、より多くの地元の方に意識して食べていただける未来がきっと訪れると確信しています。

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