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北神ねぎ
Episode 02

北神ねぎ

北神ねぎ生産者 / 野田 市治

極太で背が高く、甘みの強い白ネギ。2013年から出荷が始まった新しい神戸市北区の特産品で、11月下旬~3月上旬にかけて収穫される。食べごろは12月~1月。気温が下がり、霜が降りてくる頃が一番おいしい。冬季限定で、神戸市の一部の小学校給食に北神ねぎが使用されている。

北神ねぎは厳しい規格をクリアした 神戸のブランド野菜です

畑は、手がかかる。

畑は、手がかかる。

だけど、手をかけた分だけ答えてくれる。神戸市淡河で生まれ育ち、公務員をリタイアした後に家業の米農家を引き継ぎました。お米を作りながら、自分の家族や親戚に食べてもらえる程度の量で野菜も育てていましたが、3年程前に北神ねぎの栽培に携わる機会をいただきました。最初はうまくいかず、試行錯誤の繰り返しでしたが、そのうちしっかりと育っていくねぎに対し、自然と強い愛情が芽生えました。

最初は試行錯誤を繰り返した北神ねぎは夫婦の愛情たっぷり

もっと美味しく育てるための勉強は、今でも尽きることがありません。最近では、この美味しく育った北神ねぎをもっと多くの方、特に地元の神戸の方々に食べてもらいたいと思っています。

北神ねぎの特徴

北神ねぎの特徴

白い部分だけでなく緑の葉まで美味しく食べられ、香りが良い北神ねぎ。気温が下がり寒くなると葉の中にとろっとした成分ができます。これは新鮮な証拠であり、その成分は多糖類の重合体フルクタン。この成分を豊富に含むことで加熱調理の際に甘みが更に増し、より豊かな味わいとなります。現在、神戸市北区全域で40~50戸の農家が北神ねぎを栽培しています。

【北神ねぎの栽培工程】
7月中旬・・・・・・・・育苗農家引き渡し
7月下旬~8月上旬 ・・・ 定植(畑に苗を植える)
3~4ヶ月 ・・・・・・・ 生育期間
11月下旬頃 ・・・・・・ 収穫・出荷

北神ねぎというブランド

北神ねぎというブランド

北神ねぎには収穫時期やサイズの厳しい出荷規格があり、ブランドの価値とクオリティーを守っています。

規格をクリアした北神ねぎを食べて「おいしかったです!」と言ってもらえると、達成感と喜びでまさに感無量です。出荷量や時期は、天候など自然が相手のため、遅れたり少なかったりすることもありますが、北神ねぎが購入できる場所が増えて、一人でも多くの方に喜んで食べていただけるように、これからも夫婦で力を合わせて育てた北神ねぎを届けていきます。

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