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トマト
Episode 03

トマト

藤田農園 / 藤田 修平

トマトは栄養価の高い緑黄色野菜。抗酸化作用のあるリコピンとβ-カロテンを豊富に含んでいる。栽培用ハウスの中の気温は午前中20℃、午後は25℃位に保たれ、春~初夏の気候を作る。定植から収穫までは約2か月。トマトに適した環境作りが品質の良いトマトの収穫を可能にする。

人と人との関係を築き農業を営み、トマトが美味しく育つための環境を整え、付加価値のある農作物を栽培

学んだことの成果が目に見えるトマトづくり。

学んだことの成果が目に見えるトマトづくり。

祖父の代から3代目。幼いころに間近に見ていた祖父の姿が心に残っており、同じようにトマトを作ってみたいと思っていたことや、父の代で法人化した藤田農園の様々な可能性を試したいとの思いから就農を決意しました。農業以外の分野の方々とも交流し、より広い視野を持てるように、大学卒業後は外資系の企業に勤めていました。

人との繋がりを大切に、広い視野と探求心で育てるトマト

就農するまで農業に特化した勉強はしておらず、トマト栽培について本格的に勉強を開始したのは就農することを決めてからでした。より美味しく商品価値の高いトマト栽培のために何が必要かを日々勉強してきました。そしてその成果が出て来たことにやりがいを感じています。今は任せてもらえることも増えて、とても楽しいです。

環境制御型農業を導入

環境制御型農業を導入

現在は、トマト栽培の環境を整える環境制御型農業を導入しています。ハウスの中の環境をトマト本来の成長過程に適した環境に整え、トマトが持つ本質的な甘みを重視した栽培です。この方法を広めて行くために、情報が必要な方に対しては、ハウスを直接見に来てもらったり、質問に適宜お答えしたりしています。

多様性のある農業の 情報を発信

多様性のある農業の 情報を発信

農業は、若い世代から大ベテランの方々まで、みんなが従事できる多様性のある産業だと思います。神戸市の西区や北区に農業の大産地があることをもっと地元の方に知ってもらうためには、発信力のある世代の私達が情報を積極的に発信していく必要性があると感じています。

また、地元の方に農業に触れてもらう機会を増やすことができるのも、神戸の特徴である都市近郊型農業の強みです。この強みを活かして、トマトや野菜を摘みとってもらう農業体験をしっかり企画していこうと考えています。日々の生活の中で地元の食材に関心を持ってもらえるように、神戸で行われている農業を知ってもらいたいです。

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